[PR]今日のニュースは
「Infoseek モバイル」


国営ナンタラ通信  
C型肝炎
2003年02月23日
C型肝炎ウイルス感染者150万人
掲載日2003年02月23日 <共>
〈C型肝炎ウイルス感染者150万人〉
献血された血液の分析結果を基に、国内のC型肝炎ウイルス(HCV)の感染者は約百五十万人に上る、との推定結果を厚生労働省の研究班がまとめ、二十二日、東京都内で開かれた報告会で発表した。
輸血や血液製剤の投与によるHCV感染が問題になっているが、推定感染者数は厚労省の有識者会議がはじき出した百万―二百万人という概数しかなかったため、研究班で解析を急いでいた。
調査は九五年から〇〇年までの間に、初めて献血した約三百四十八万人分のデータを解析。この結果、0・5%からHCVの抗体が検出された。日本赤十字の調査では、HCV抗体陽性者のうち、実際にウイルスを保有する感染者は70%で、残りは抗体だけを持つ過去の感染者。これらから、献血データが得られた十五―六十九歳で八十八万人五千人の感染者がいると推計。さらに、陽性率が高い高齢者の感染率を3%と見積もり、全体の感染者数は約百五十万人に上るとした。
http://www.saga-s.co.jp/pubt2002/ShinDB/Data/2003/02/23/008_02.html

厚生労働省の発表だけで、C型肝炎ウイルス感染者150万人
2000年02月15日
2000/02/15 03:21 読: ウイルス性肝炎、まかり通る差別
読売新聞ニュース速報
 感染者の数の多さから「第二の国民病」と言われるウイルス性肝炎への偏見・差別が いまだに根強く、企業から内定を取り消されたり、退職に追い込まれるケースが後を絶 たない。日常生活では感染しないにもかかわらず、医療機関でも差別的な取り扱いをさ れるケースも少なくない。輸血や医療機関での注射針の回し打ちなど医療行為によって 感染が広がった「医原病」だけに、患者団体は「行政や医療関係者は肝炎の正しい知識 の普及をもっと図ってほしい」と訴えている。
 大手金融機関から内定を得ていた男子学生は会社の指示で健康診断を受け、初めてB 型肝炎ウイルスに感染していることを知った。医師は診断書に「肝機能はほぼ正常域に あり、就労には支障ない」と記したが、会社からは約三か月後に内定取り消しを通告さ れた。
 損保会社に就職が決まった男子学生も、B型肝炎ウイルスの感染が判明したあと、内 定を辞退するよう求められた。学生は「働きたい」と訴えたが、人事担当者から「昇給 ・昇進は保証できない」と言われた。C型急性肝炎で入院したホテルの女性従業員は、 退院後に復職しようとしたところ、「お客に感染する危険がある」といわれ、退職を余 儀なくされたという。
 国内のウイルス性肝炎の感染者数は、B型が約三百万人、C型が約二百万人以上と推 計されている。血液を介して感染するが、日常生活でうつることはない。肝炎を発病し ても、症状が安定していれば通常の仕事ができる。しかし、昔の伝染病のイメージでと らえる人や、激務には耐えられない病気と誤解している人がいまだに少なくない。  労働省は九三年、企業が採用選考時に血液検査など健康診断を行うことについて、「 就職差別につながるため、採否決定のために行ってはいけない」との通達を各都道府県 に出している。同省の担当者は「感染を理由にした内定取り消しは通達違反」としてい る。
 神奈川県内では公立の福祉施設でB型肝炎ウイルスに感染している女性が採用を拒否 された。「日常業務で感染はしない」とする主治医の書類を提出し採用されたが、相談 を受けた日本肝臓病患者団体協議会(東京都新宿区、電03・5982・2150)で は、「公立施設でこの程度の理解では情けない」と憤る。  医療機関でさえ、偏見・差別は残っている。  関東のある病院では、入院患者に使った注射針を誤って手に刺した看護婦が、その後 急性C型肝炎を発症したが、入院中は食器類に緑色のテープが張られ、食事の準備も他 の患者とは別にされた。現在、職場復帰したこの看護婦は「医療従事者の間でも、無知 や偏見がまかり通っていることを知って驚いた」と話す。  同協議会への電話相談の中には、特養ホームの女性職員が「C型肝炎の入所者を、看 護婦が『触るとうつる』と言っている。私自身もC型だが、わかると辞めさせられるの では」と打ち明けてきたケースもあった。
            ◇
 神奈川県立衛生短大の山崎京子教授らが千九十四人の肝炎患者に実施したアンケート (九七年)では、約一割の百一人が差別を受けた経験があると回答(複数回答を含む) している。
 歯科や皮膚科などの医師に診察を拒否されたり、「洋式トイレの使用を禁止された」 「カルテの表紙に『C炎』と大きく書かれた」など医療関連が百三件。「解雇された」 「転職を強要された」など職場での影響も百十六件あった。また、離婚や「家庭内別居 」を強いられるなど家庭生活への影響も四十件あった。  山崎教授は「肝炎の正しい知識が不十分なせいで偏見が強まり、感染者は生活面でさ まざまな問題に悩まされている。この病気についてみんながよく知ることが必要だ」と 指摘している。

 <ウイルス性肝炎> 日本に多いのはA、B、C型。このうちA型は食物や水で感染 する。B、C型は血液を介して感染するが、日常生活ではほとんどうつらない。日本の 肝がんの95%以上は、このB、C型ウイルスが原因だが、最近では治療法も進んでい る。 [2000-02-15-03:21]

サイエンストピックス - 肝炎